ハーブについて

1.ウイキョウ

ウイキョウ

【学名】Foeniculum vulgare

【科目】セリ科

【使用部位】種子

【成分】アネトール、エストラゴール、リモネン、フェンコン、 ピネン、アニスアルデヒド、他

古くから世界各地に分布し多くの地域で毒蛇の解毒剤や目の症状に良いとされている。
独特な甘い香りがあり、いくつかの変種も含め茎や葉は煮込み料理やサラダ、魚料理に用いられています。加熱料理にすると肥大した茎は柔らかくとろけるような食感が楽しめます。生薬が配合されているような胃薬や去痰薬に配合されています。また刺激の無い洗眼剤や目薬としても利用されています。甘みを持つ独特な風味は矯味剤としてブレンドするとハーブの味をまとめ飲みやすさを与えてくれます。消化を助け、鼓腸や疝痛を和らげます。駆風作用。軽い去痰作用や咳を鎮める作用があります。授乳中の母乳の出をよくさせます。利尿作用。便秘の解消。生理不順の正常化。ハーブティーをコットンやガーゼに浸したものはまぶたのむくみや目の疲れをとり結膜炎などの治療に使われます。執着の手放し。新たなことを始めるサポート。自己の限界を超えて達成。

2.ウスベニアオイ(マロー)

ウスベニアオイ(マロー)

【学名】Malva sylvestris

【科目】アオイ科

【使用部位】花

【成分】粘性成分、フラボノイド、タンニン、アントシアン系色素、他

乾燥した濃い紫の花は美しい色の変化を楽しめ女性に人気があります。ブレンドするとハーブの味や喉ごしをまろやかにしてくれます。ウスベニアオイなどの粘液を成分とする植物は呼吸器系などの粘膜の炎症を鎮静しますので、出始めると止まらない咳を鎮め、痛みや刺激に過敏になっている喉を落ち着かせます。皮膚や粘膜の炎症、痛みを和らげる働きがありますので、喉の痛みなど呼吸器系の疾患や肌の炎症、湿性の湿疹を和らげます。消化器・呼吸器などの粘膜の炎症を鎮静。胃粘膜の炎症の際の回復も助けます。腎臓の働きを助け体内の浄化を行います。むくみの改善。ウスベニアオイの色の変化は最初に熱湯を注いだときブルーになりしばらくするとコーラルピンクになります。そこに柑橘類の果汁を加えると鮮やかなピンクになります。このハーブティーを凍らすとブルーの氷ができピンクに変わったものはピンクの氷になりアイスハーブティーにアクセントとして浮かべるとキレイです。

3.エキナセア

エキナセア

【学名】Echinacea officinalis

【科目】キク科

【使用部位】根、根茎

【成分】配糖体、多糖類、アミド、イヌリン、他

病気に対する抵抗力や免疫力を高めます。抗生作用と抗ウイルス作用。炎症を起こした結合組織を元どおりに。ヨーロッパでは発熱、感染病の治療に用いられ、またアレルギーを軽減するといわれています。風邪、インフルエンザ、ヘルペス、膀胱炎、尿道炎、水虫、カンジタ症、ニキビなどのウイルス、細菌の働きを弱めリンパ球の働きを活発にします。また、血液を浄化するハーブとして最良のものの一つといわれているアレルギーの改善に使われるなど現代病といわれる疾患に対して期待されます。

4.エリカ

エリカ

【学名】Calluna vulgaris

【科目】ツツジ科

【使用部位】花、葉

【成分】アルブチン、エリコン、エリシノール、タンニン、酸類、他

利尿作用。膀胱炎、結石、腎臓の不調の改善。
ヨーロッパでは腎臓と尿路の感染症の治療に使われています。アルブチンが多く含まれ、ている。尿道の消毒や肌の還元=美白に働きかけることで有名な成分。シミ、ソバカスくすみなどの予防をし還元作用で薄く、目立たなくするのに用いられます。体内の浄化を行いニキビ、吹き出物、リュウマチ、通風などで体内の解毒が必要の場合浄化を助けてくれます。全身の強壮。ミネラル豊富。

5.エルダーフラワー (西洋ニワトコ)

エルダーフラワー (西洋ニワトコ)

【学名】Sambucus nigra

【科目】スイカズラ科

【使用部位】花、茎

【成分】ルチン、フラボノイド、タンニン、ペクチン、ビタミンC、 脂肪酸、他

エルダ-フラワーは西洋ニワトコのことです。漢方では接骨木といわれ近緑種を骨折や打ち身、リュウマチなどの治療に用いられています。ヨーロッパでは古くから効果効能がよく知られ家庭の中で薬箱代わりに用いられてきました。また花の浸剤が妊娠中にできるシミを消すのにも使われることもあったといわれています。悪寒、鼻水、インフルエンザなど風邪のひきはじめに飲むことで有名です。利尿、発汗を促進させ、カタル症状を軽くさせるので発熱症の風邪や鼻炎、花粉症のときなどに、また頭痛や喉の腫れが痛むときにも痛みを和らげます。憂鬱な気持ちが和らぎ、神経の緊張がほぐれて安眠することができます。お茶をさましたものを浸したコットンやガーゼをまぶたが重たいとき、疲れ目のときに乗せる方法もあります。

6.シナモン

シナモン

【学名】Cinnamomum verum

【科目】クスノキ科

【使用部位】樹皮

【成分】

シナモンには毛細血管を保護する役割を持つため、毛細血管の減少や損傷から起こるシミ、シワ、たるみの予防・解消の効果も期待できます。抗菌作用、発汗作用・健胃作用、血行の改善による冷え性・肩こりの改善など幅広い有用性が知られています。 また最近では、血糖値や中性脂肪・コレステロール値の低下など、生活習慣病を予防する作用に注目が集まっています。シナモンは鎮痛剤の役目をすることがあります。女性に多い頭痛などにも効きます。またホルモンに作用し血管を拡張して筋肉痛を緩和したりします。生理の重い方はシナモンを摂るようにすると症状をやわらげてくれます。身体を芯から温めてくれます。疲れきって無気力な状態を活性化する働きがあり、物事に前向きに取り組む意欲を高めます。孤独感・孤立感から解放し、心を元気づけてくれます。呼吸器系の強壮作用、消化器系の不調の改善、強壮作用など。今ここ全力投球。今過去を手放し、今を生きる喜びをもたらす。

7.ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール

【学名】Matricaria chamomilla

【科目】キク科

【使用部位】花

【成分】

カモミール独特の蜜りんごのような香りが特徴のハーブです。その為古代ギリシアでは、「地上のりんご」と呼ばれていました。カモミールには体内の平滑筋という筋肉の組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣、女性の生理痛などを和らげる効能があります。また、カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常な状態に整えてくれます。過敏性腸症候群や胃潰瘍などストレスからくる症状にもとても効果的です。その他にも、次のような効能・効果が秘められていると言われています。皮膚を様々な刺激から守り、膀胱の炎症や気管支の炎症などを和らげてくれます。カモミールティーの蒸気を吸入すると、花粉症や鼻づまりの症状が軽くなります。心身をリラックスさせる効果があり、夜寝る前にカモミールティーを飲む と不眠症を改善し、よく眠れるようになります。カモミールティーをリンスとして使用すると、髪につやを出すことができ ます。貧血や冷え性を改善し、吐き気を抑えてくれます。鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、利尿、嘔吐予防

8.ジュニパー

ジュニパー

【学名】Juniperus communis

【科目】ヒノキ科

【使用部位】偽果(実)

【成分】タンニン、樹脂、フラボノイド、配糖体、他

中世のヨーロッパでは家に樹液を塗りつけておくと悪い妖精達にいたずらされないということを語られていたようです。そして最も恐れられていた疫病ペストを防ぐ薬としても長いこと使われていました。その偽果は収穫できるまで長い時間が必要で花が咲き実が熟すまで2年かかる場合もあります。腎臓のろ過器官を刺激して利尿を促し体内の浄化を助けます。リュウマチ、通風、関節炎、むくみ、解毒の遅れでおきる皮膚疾患、結石にも良い。
殺菌作用は膀胱炎や尿道炎などの際、泌尿器官を殺菌して治りを早めます。
胃腸に対し消化を助け、鼓腸で差し込む痛さを和らげます。

9.スペアミント

スペアミント

【学名】Mentha spicata

【科目】シソ科

【使用部位】葉、茎

【成分】タンニン、他

ミントの仲間は非常に多く、その中でも穏やかで代表されるソフトミントの一つです。
庭にミントを植えているとよくわかるのですが何種類も植えていると自然に交配して新種が出来てしまうのです。このようにして現在たくさんのミントが生まれています。ブレンドに用いると他のハーブの味と働きを生かします。特に繊細な香りや味をもつものと合わせる時に役立ちます。神経が敏感なときなどはペパーミントより刺激にならないので寝る前などにも、またお子様に向いています。消化を助け、腸内ガスを減らす。頭痛などの継続的な痛みや激しい痛みに効果的。体機能の強壮、血行促進などの働きがあります。心身疲労や不安感を和らげてくれます。受容、先入観を捨てられます。

10.西洋タンポポ(ダンデリオン)

西洋タンポポ(ダンデリオン)

【学名】Taraxacum officinalis

【科目】キク科

【使用部位】根

【成分】苦味質、イヌリン、配糖体、コリン、ビタミン、ミネラル、他

ヨーロッパでは春先にタンポポサラダを好んで食べます。花が咲くまでの苦みの少ない頃が一番美味しく食べることが出来ます。排泄器疾患やリンパの滞留をスムーズに。肝臓や胆のうの機能を高める働きがあります。胆のうの結石体質を改善し、腎臓の腎砂を洗い流す方法に使われます。リュウマチ、関節炎などの痛みとこわばりに痛みの原因になっている老廃物の代謝を刺激することで症状を和らげます。利尿作用を持ちますが普通、排尿とともに失われていくカリウムがタンポポに含まれるため体内のバランスを崩すことなく効率のよい水分代謝をします。消化液の分泌を促進するので、消化不良に有効です。すぐれた解毒作用。黄疸にも。

11.ネトル(西洋イラクサ)

ネトル(西洋イラクサ)

【学名】Urtica dioica

【科目】イラクサ科

【使用部位】葉、茎

【成分】クロロフィル、ギ酸、鉄、ビタミンC、他

イラクサは紀元前の古代エジプト時代から知られており植物誌にも記載があります。古くから薬効が認められていました。イラクサは浄化ハーブとしてよく用いられています。体の循環を刺激し血液をきれいにし尿を排出させます。体を浄化することで湿疹に対し効果がありまた神経性の湿疹や似た症状すべてに試みる価値があるといわれます。豊富なミネラル、鉄分を含まれるので貧血に良く血管を強化します。血色のよくない肌を生き生きさせ、病後の回復期にも勤められます。血糖値を下げる働きもあるようです。月経過多にもよいです。

12.ハイビスカス

ハイビスカス

【学名】Hibiscus sabdariffa

【科目】アオイ科

【使用部位】花(萼ガク)

【成分】酸類、アントシアニン系色素、 ビタミンC、ミネラル、他

お茶にするのは花びらではなく肉厚な萼を使います。抽出した鮮やかな赤い色が特徴で夏のアイスハーブティーの定番といえます。さわやかな酸味を持ち甘みをつけり、濃いめに抽出したものをジュースで割りますと色のきれいなオリジナルドリンクができます。果実酸など多くの酸を含むので疲労回復を助けます。利尿作用、緩和な緩下作用があります。目の疲れに良いとされています。

13.ベルベーヌ(レモンバーベナ)

ベルベーヌ(レモンバーベナ)

【学名】Lippia citriodora

【科目】クマツヅラ科

【使用部位】葉

【成分】タンニン、他

ヨーロッパのベルベーヌはよくバーベインと呼ばれ、古くから夏至の日に魔力の高まる魔法の草で、様々な儀式に用いられていたといわれています。名前の通りレモンの香りのするハーブです。爽やかなグリーンがかった香りはブレンドにすると飲みやすくさせます。消化を助け、胸焼け、胃腸の不調を助けます。フランスでは食後などに飲むのが定番になっているハーブティーです。月経に伴う偏頭痛にも効果があります。神経の緊張、神経過敏、神経疲労などにも。抑うつ作用があり、気分を明るくします。
気管支のサポート。

14.ボダイジュ葉、花(リンデン)

ボダイジュ葉、花(リンデン)

【学名】Tilia europaea

【科目】シナノキ科

【使用部位】葉、花

【成分】粘性成分、ペクチン、フラボノイド、タンニン、苦味成分、他

ボダイジュといえばヨーロッパでは非常に馴染み深い樹木です。街の公園にはこの木が中心に広がっている所も多いです。ハチミツを採るための蜜源植物としても有名です。かろやかで芳香のあるハチミツが採取されます。もっとも一般的な作用は神経の鎮静作用です。精神を安定させ、緊張を和らげます。ストレスや、神経性の高血圧、偏頭痛などにも用いられます。風邪のときに温かいボダイジュのハーブティーは咳を鎮め、痰をきり発汗を促すことで、熱を下げます。肌に用いるとくすみがちの肌を明るくさせ、炎症を鎮めます。ボダイジュの白木は浄化のために役立ちます。腎臓の働きを活発にして体内の解毒をします。

15.ボダイジュの白木

ボダイジュの白木

【学名】Tilia cordata

【科目】シナノキ科

【使用部位】木部

【成分】粘性成分、ペクチン、フラボノイド、タンニン、苦味成分、他

ボダイジュといえばヨーロッパでは非常に馴染み深い樹木です。街の公園にはこの木が中心に広がっている所も多いです。ハチミツを採るための蜜源植物としても有名です。かろやかで芳香のあるハチミツが採取されます。もっとも一般的な作用は神経の鎮静作用です。精神を安定させ、緊張を和らげます。ストレスや、神経性の高血圧、偏頭痛などにも用いられます。風邪のときに温かいボダイジュのハーブティーは咳を鎮め、痰をきり発汗を促すことで、熱を下げます。肌に用いるとくすみがちの肌を明るくさせ、炎症を鎮めます。ボダイジュの白木は浄化のために役立ちます。腎臓の働きを活発にして体内の解毒をします。

16.ラベンダー

ラベンダー

【学名】Lavandula officinalis

【科目】シソ科

【使用部位】花

【成分】フラボノイド、タンニン、他

心をリラックスさせストレスを解放する香りとして心を洗濯する働きがクローズアップさせているようです。ラベンダーも何種類かありますが学名に[officinalis]が入っている植物は薬として使われた歴史があることを物語っています。
神経に対して強壮作用があります。神経性のストレス、疲れ、頭痛、消化不良のときに用います。ブレンドすると飲みやすくなります。また関節の痛みなどは精油のマッサージとともにハーブの抽出液の手足浴を行うと効果的です。また肌に対して炎症を鎮め、赤味をとります。細胞の再生を高める働きがありますので、日焼けなど肌に対するダメージの回復を助けます。

17.レモングラス

レモングラス

【学名】Cympogon nardus

【科目】イネ科

【使用部位】葉

【成分】タンニン、他

名前の通り暖かみのあるレモンの香りをもと植物で、料理の香辛料として有名です。
インドの伝統医学アーユル・ヴェーダで長く用いられており感染症、熱病の薬となっていました。レモングラスはどんなときでもブレンドの風味を整えます。腹痛、下痢、頭痛、発熱、インフルエンザの治療に利用。消化不良、胃腸不全を改善するので、胃もたれの予防に効果的。胃液の分泌を促し消化を助けます。食後の前後、飲用すると胃腸の働きの弱い人には特に役立ちます。殺菌作用。中枢神経に作用しますのでストレスや神経疲労のある場合に気分をリフレッシュさせ適度なリラックスを与えます。収斂作用があり抽出したハーブティーを湿布に用いると緩和な引き締め効果が得られます。バイタリティーと確信を与えてくれます。自分の可能性を再発見。

18.レモンバーム(メリッサ)

レモンバーム(メリッサ)

【学名】Melissa officinalis

【科目】シソ科

【使用部位】葉、茎

【成分】苦味成分、フラボノイド、他

暖かみのある香りで、緊張、うつ、神経虚弱、不安など神経に関わることに対して効果があります。神経からくる心臓の不快(動悸など)、またそれによる睡眠障害、神経不安による消化不良に働きかけ、吐き気を鎮め、腸内のガスの排出を促します。抗ウイルス作用があり、血行や発汗を促進しますので、発熱、風邪、インフルエンザなどの初期に勧められます。肌に対しては乾燥とシワを予防します。

19.ローズヒップ

ローズヒップ

【学名】Rosa canina

【科目】バラ科

【使用部位】果実

【成分】フラボノイド配糖体、フラボノイド、リコピン、ビタミンC、他

ローズヒップはもとからヨーロッパにあった野ばらから取られる実です。観賞用の花とは違い5枚花弁で白か薄いピンクの小さなバラです。ローズヒップは天然のビタミンCが多量に含まれることで有名です。ビタミンCはストレスにより消費され、免疫力とも深い関係があります。また風邪を予防し発熱時の口渇に効果を発揮します。働く女性に日常の保健としておすすめしたいハーブです。

20.ローズマリー

ローズマリー

【学名】Rosmarinus officinalis

【科目】シソ科

【使用部位】葉

【成分】タンニン、苦味成分、他

ハンガリーの女王エリザベートがリュウマチを直し、若さを取り戻し隣国の王様に求婚されたといわれるハンガリアン・ウォーターは有名な話しです。ローズマリーを一言で表すとするなら活性です。血管系と神経系に作用します。冷え性や血行不良に、全身の機能を活性させ老化を予防し疲れをとる天然の強壮剤です。精神的な疲労やアンバランスにも向いています。脳の中枢神経を刺激し、体の機能を高める作用があり、虚弱体質や貧血、低血圧、過労、心身疲労などを改善します。血液循環を促進する作用や強壮作用、抗炎症作用も。また、頭痛や偏頭痛をおさえる働きもあります。酸化防止作用。血行不良や老廃物の滞りで関節が痛むようなときに抽出したハーブティーで湿布をすると効果的。肌を引き締め強壮します。脂性肌に向きます。自分の中心に軸を持つことをサポートし、真実の道を選ぶための決断力と自分への信頼感を与えてくれます。自信と決断力を与えてくれます。

21.ローズレッド

ローズレッド

【学名】Rose gallica

【科目】バラ科

【使用部位】花

【成分】ゲラン酸、シトネ-ル、ゲラニオール、タンニン、他

主成分は「ゲラニオール」と言う精油成分であり、この成分は馴染みのあるバラの香りを放っています。ローズレッドは他に「アポセカリーローズ(薬屋のバラ)」とも呼ばれるなど、古くから薬用に使用されていたハーブです。ローズレッドのバラの香りは鎮静効果があり飲んだ人をリラックスさせてくれ神経疲労を和らげてくれます。気分転換したい人や落ち込んで悩んでいる時にリラックスするのにおすすめです。ローズレッドには他にも女性ホルモンバランスを調整させる作用が有り、女性特有の症状である生理痛、生理不順や高齢者のホルモンバランスの乱れが原因とされている更年期障害、などの生活に支障をきたす病の改善をしてくれて女性には嬉しい作用が豊富なハーブです。また、浄化作用、強壮作用、強肝作用、解毒作用、抗生物質などによる薬害除去作用、そして、二日酔いや、神経疲労の解消、肌のしみの除去、肌のきめを整え、肌の弾力の回復作用があるなど、老化肌、ドライスキンなどの改善効果も期待されています。また、防蚊剤としての効果があるともいわれています。

22.ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリー

【学名】Fragaria vesca

【科目】バラ科

【使用部位】葉、茎

【成分】タンニン、サルチル酸、鉄、ミネラル、ビタミン、他

果実が肌を白く美しくすると古くから美容に用いられてきました。利尿にすぐれリュウマチ、関節炎、通風などに体内を浄化し解毒の必要な症状に効果があります。下痢や消化器系の不調に粘膜を保護して回復を助け、食欲不振にも効果があります。特別強い香りがなく、味も番茶に似ています。また、流産の予防に用いる場合もあります。

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